ベランダで景色を眺めながら、みんなで夕食を頂いた。
持ってないけど、お金持ちになった気分になちゃった。
ベランダで景色を眺めながら、みんなで夕食を頂いた。
持ってないけど、お金持ちになった気分になちゃった。
彼らふたりは、いとこ同士で、名前は二人ともジョン。
実業家風のジョンと奥さんの姉、ジュリアは休暇で、この家で来たと言う。
メルセデスは実業家風のジョンの物で、仕事は大工さん。
大工でベンツ? そんな給料いいのか?
必ず、所得の話になり、オーストラリアでは、大工の平均時給は35ドルくらいだと言う。
は? 時給35ドル?
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2008年1月17日 天候晴れ 気温20〜30度
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6時頃目が覚め、テントを出ると、さわやかな風が吹き、気持ちのいい朝になった。
昨日の走行距離は、84km。体のあちこちが痛いが、そのうち、なれてくるだろう。
まだ早いので、テント内で日記を書き始めた。
しばらくすると、腹が痛くなり、トイレへ。
しかし、家にはカギが・・・・・
やばい。裏庭を見渡しても出来るところはない。隣の庭につなっがている。
入って探して見たが、出来そうな場所は無い。
うっ・・・ やばい、やばい。
すると、表から車のエンジンを掛ける音がした。
大殿筋を締め上げ、小股で急ぐ。
やばい!やばい!少しでも力を抜くと、この世に出て来そうだ。
ジョンが、出勤する所だった。
トイレ貸してくれーーーー!
あーーーーー!
間に合った!
全身の力が抜け、思わずため息が出た。
ジョンは、家の鍵を締めるため、おいが出てくるまで、待っていた。
始業時間まで、後10分。いちお、手は洗ったのだが、別れの握手した時
にジョンの表情がしかめた。
急いで出て行ったが、
たぶん遅刻だ。
お世話になりました。
再びテントに入り、他の人達が起きだすまで、日記書いて、荷支度した。
みんなで、ベーコン、スクランブルエッグ、トースト、コーヒーと典型的な、
朝飯を食べる。
ゆっくりと時間が流れる、彼らにはゆとりが感じられる。
十分、オーストラリアの家庭を楽しませてもらった。
中には、悪い人もいるので、野宿はやめて、キャラバンパーク(有料のオートキャンプ場)に泊まりなさいと、インターネットで調べた地図を渡してくれた。
あまり、長くなると、出発するのが、おっくうになるので、残りの、荷支度を して、住所交換して出発した。
それでは、ありがとう。お元気で!
海水浴場まで下ってきて、まだ、見送っているかもと思い、彼らの家に向かっ て、ありがとうと気持ちをこめて、大きく手を振った 。
5km位しか走っていないが、大きなスーパーが在ったので、昼飯用の食料を買 うた。
外で、キウィを数個食べ、再び出発。
しかし、もうすぐ12時だ。
この辺りは、保養地で、道路には、駐車車両が途切れない。
ジョンがご自慢のメルセデスで追い越して言った。
気になって、見に来たのだろう。
走ること30km、13時ごろ、SORRENTOという町に着いた。ここからは、対岸へ フェリーで渡る。
今、フェリーが出て行ったとこだった。次の便まで1時間位あったので、昼飯 にした。
通りすがりの人達がどこまで行くんだ?と話しかけてくる。
便数が多くてよかった。運賃も11ドルと安くてよかった。
船上は、暑く、目が開けられない位、まぶしい。乗客のひとりが、あざらしが いると、教えてくれた。
対岸のQeenscliffの町の入り口に、汽車が止まっていたので、
休憩がてら、 写真を取った。
町を出る際、地図をあまりよく見ずに行ってたら、5kmほど走ると行き止まりになり、 引き返した。