壱岐サイクルフェスティバルの帰りのフェリーの中は、
バイクジャージを着た人たちであふれていた。
そんな中に、その人たちと明らかに違った、チャリダーがいた。
一目でチャリ旅だと分かった。
おいも、チャリ旅大好きなので、ジュースを差し入れて、
「どこまで行きよっと?」
「壱岐、対馬終わって、五島に行っています。」
いろいろと話しているうちに、中国、カナダ、ニュージーランドを走っていたことがある。
なんや、同類やん。
おいの南米の写真みせて、話が合い。
「今日泊まって、いいですか」
「もちろん」
そんな感じののりで、泊まることになった。
前日がおいの誕生日だったので、甥っ子たちが来ていた。
すると、彼も昨日が誕生日だったと。
それには、驚いた。
甥っ子たちは、すぐに彼と打ち解け、一番上の子は一緒に晩飯を食った。
おいは、まったく飲まないので、彼だけ酒盛りになった。
Patagoniaの写真をパソコンの大きな画面で見せた。
逆に、中国の写真を見せてもらった。
翌日の正午、おいに会って、南米に行く決心がついたとメッセージを書いて
武雄温泉、嬉野温泉経由で五島に向かって行った。