92年夏、深夜放送で、ツール・ド・フランスをみて、速さー!!と思い、衝動的に11月に購入したが、これから益々、寒くなって来るので買った時期を間違えたかと思った。
初めて、乗った距離が50km、友達の家まで行くことにした。そこまでは、途中つづら折りの峠を超えなくてはならない。果たして、超えられるのか・・・
想像としては、けつの皮が剥けるくらい、痛くなったり、途中で疲れ切り、戻って来れなくなるのではと言う不安が大きかった。
予想は、大きく裏切り、上りはきつくて押したが、その後は時速70km/hでの下りで今までにないスリルを味わった。
思ったより軽快で、痛くなかったので、毎週末自転車に乗るのが、楽しみになった。
人力でこんなに爽快感を味わえるので、はまってしもうた。
40歳を超え、走りはするものの、だいぶ、勢いと体力が衰えたと、感じる。
いや、そんなことはないと鞭打って無理している今日この頃。
また、職歴も多く、コネでもダメ。面接でも軽くあしらわれ、就職難に陥っている。
当時は、自転車に乗っている人も少なく、たまに会った時は、挨拶を交わしたり、少し話したりして、すぐに仲良くなったのだが、最近は乗っている人は増えたが、よく後ろからさーっと追い越された時も言葉を交わすことも無くなった事は多い。
どの分野でも一緒だと思うのだが、同じ趣味を通して、知り合いを増やそうとは思わないのだろうか?決まった仲間だけで十分と言われれば、それまでだが、そこが一番おもしろいと思うのは、おいだけだろうか。
自転車旅行も地元の人とかかわり、時には助けられている。